Yukiyanagiな日々

趣味で創作活動しています。野生動物、北方狩猟民大好き。創作活動の報告や、日々思うことを綴ります。

長年温めてきた作品を大幅に変更します。

えー…とですね、2013年から「命の石―守りたる者の使命―」というファンタジー小説をわたくしFUKUが書いたり書かなかったりしてきたのですが、昨年カナダを訪れて先住民文化に触れたりその他もろもろ狩猟民文化を学んだりしてですね、これまでのようなローファンタジーでは物語を紡ぐのに限界があるという判断に至りました。

今はもうサイトの方では新バージョンの方に概要を変えてしまっているのでお見せできないのですが、これまでのストーリーは、下の投稿記事にもありますように、あくまでヨーロッパの歴史の一部として組み込むスタイルになっていました。

最近、執筆中の物語を一からリニューアルしておりまして、メインとして書いている作品もサブで書いている作品もほぼ全部やり直ししています。だからサイトのほうで公開している物語集はほとんどが現在非公開状態です、すみません!で、最近、メイン制作としている(つもりの)「命の石」のほうを、いろいろ根幹から設定を変えようと思っているんですが、こいつが一番執筆が進まないんですよ!何せ敢えてローファンタジーにしたもの... 執筆が進まない…



ルネサンスや大航海時代を迎えたヨーロッパ諸国の裏で、森の中では少数民族が迫害されていたという構図です。しかし、やはり実際の歴史に添わせようとするとするとどうしても自由度が下がるし、西洋史について詳しくないとどの程度いじっていいのかわからないし、そもそも架空の人種を現実の世界観に混ぜ込んでしまっていいのかという不安が、執筆当初から大きく付きまとっていました。


以上の理由から、これからは国家も世界観も完全にオリジナルのハイファンタジーとしてこの作品を制作していくことにしました。


そして、新バージョンでは「命の石ー守りたる者の使命ー」から「Canadiara―希望の大地か、絶望の荒野か―」へとタイトルもコンセプトも大きく変えることにいたしました。


「命の石」のときは、そう呼ばれる魔訶不思議な石をめぐって開拓者と森の先住民たちが対立して戦っているものの、石の本当の秘める力とは何か、それを目覚めさせるためにはどうすればよいのか、主人公やその仲間たちが真実を探る旅に出るというコンセプトでした。

「Canadiara」では完全に逆です。先住民たちが「太陽の大地」と崇める金鉱山を、開拓者たちが一獲千金を狙って荒らします。つまり、タイトルに出ている物質の存在はもう金であるとはっきりわかっていて、それを探すとかいう話ではなくなるのです。
そしてその金鉱山をめぐって開拓者と先住民たちが対立して戦っている中、それでいいのかと葛藤する人物が両勢力からでてきます。そして互いに迷える両者が出会い、争いが絶えない情勢に終止符を打とうとします。



 折角だからキャラ図でも載せておきましょうかね。……と思いましたが、まず物語世界の国や地理についてざっくりにでもご説明しないと、その分キャラクター説明が長ったらしくなります。


 ◆ ユーリタニア Euritania  
アトランティア大陸の南西に位置する地中海性気候の温暖な地域。農業と牧畜を交互に行う混合農業が盛ん。この地域の人々は長らく「神の教え」に縛られていたが、その価値観が崩壊し、大規模な文化革命が起こった。それと並行して、大陸西部に横たわる巨大山脈、キリプ山脈の向こうを目指そうという動きが高まる。


 ◆ カナディアラ Canadiara  
タイトルにもある通り、物語の舞台です。大陸の北西部に位置する亜寒帯性湿潤気候の地域。豊かな自然が広がり、バイソンやオーロックス、ヘラジカなどの大型の野生動物が数多く生息する。此処には古くから先住民が暮らしているが、過酷な環境に適応するため鳥獣のような身体的特徴を持っている。古よりこの地では、先住民たちが「太陽の大地」と崇める金鉱山があるが、ユーリタニアから押し寄せてくる野心家たちによって荒らされている。


以上を踏まえて以下が主な登場人物たち。旧バージョンから引き継ぐキャラクターもいますが、事情に変化があるので新キャラ同然に説明いたします。● レンツォ・デ・カルナ (37歳)   
※まだ作ってないです…しばらくお待ちください…(;_;)

ユーリタニア、エスニア帝国の博物学者。
「カナディアラ開拓のため」という名目のもと、国王からカナディアラへの自然環境調査の許可を得る。
敬虔な「神の教え」の信者であり、元々は神学者を目指していたが、自然史に深い関心があり、科学者となった。神の真理を知るため生物学を中心に研究しているが、研究が進めば進むほど、経典と内容が異なってくることに悩んでいる。
人当たりがよく、陰日向のない性格である。

● ティーラ・ウェルズ (24歳)   

カナディアラ先住民、別名ネネ・ピズのオオカミ族の戦士。
常にオオカミの頭付きの毛皮を被っている。(※本来オオカミ族にはそんな習慣はないが)
「太陽の大地」を求めて山脈の向こうから押し寄せてくる移民たちを撃退するためなら仲間の命も惜しまない同胞の姿を見て、それは間違っていると考えた彼は、妻子を故郷に残し、森や村をより良くしてくれる「偉大なリーダー」を求める旅に出る。
正義感が強いが、疑り深く堅物。手先が器用である。

● ユリィ・エテナ (25歳)   

ネネ・ピズのヤマネコ族の戦士。優れたハンターで、パルクールが得意。
ティーラの伴侶であり、同志でもある。そして2児の母。長らくティーラと共に、敵と戦う有志連合「命の輪守護団」の一員として活動してきたが、味方が荒み敵(開拓者たちやその護衛の兵士たち)に酷い仕打ちをするようになったことをきっかけに脱退する。(ティーラも彼女に応じて脱退した)
だがティーラから村を去ると告げられた時、激怒。家庭を放棄するなら絶交するとまで言い残した。
ハキハキと思ったことを率直に言うタイプで、よく笑う性格でもある。(典型的な体育会系女子だよね)
※ちなみに子どもたちはこんな外見

※先住民文化では、私たちの名前にあるいわゆる「苗字」は存在しません。血縁のある者同士で氏族をつくり家を継ぐという概念がないからです。一見苗字に見えるものはサブネームだったり生まれた場所を表すものだったりと、ファーストネーム同然に自由に決められます。これは、先住民たちがユーリタニア人との接触で苗字と名前という命名のしかたに影響を受け、半ば真似、またはおしゃれ感覚でつけているためです。
よってティーラとユリィは「夫婦」ではありますが「結婚している」わけではありません(結婚というのは本来は家と家との結びつきだから)。核家族で暮らす場合やどちらかの家族に仲間入りする場合などパターンは様々ですが、両方の家族から承認を得る必要はあります。

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