Yukiyanagiな日々

趣味で創作活動しています。野生動物、北方狩猟民大好き。創作活動の報告や、日々思うことを綴ります。

昔のオリキャラを復活させてみる in 2017

私は物心ついた時から絵を描いていて、小学3年生ぐらいの時には既に独自にキャラクターを描いて名前や性格などを考えていました。自分で物語まで考えるようなって本格的に創作活動を始めたとなると、もう15年以上経ちます。

そうなるとね、オリキャラのストックもかなりのものになってくるんです。

以前ブログでお伝えしたんですけども、私は創作に行き詰まると(しょっちゅうだけど)、よく過去の作品を見返します。それは過去に対する懐かしさだったり優越感に浸りたかったりする気持ちからなんですけども、そこで作品を見ると無意識に「今の私だったらこう設定するな」と思うことがしばしばあり、それが強くなると復活させたくなっちゃったりするんですね。それが今回の記事。

「in 2017」ってついてるのは2016年バージョンもあるということなんですが、まーちょっとそっちは復活させても相変わらず恥ずかしいままだったので敢えてリンクは貼りません。私のブログを長くご覧になっている方はご存知かもしれませんしね。
(※気になった方は過去記事をご覧ください。自己責任なのと、見た感想は言わないでください)


今回復活させたオリキャラは、2009年~2012年の間に扱っていた人物です。2010年ごろが絶頂期でした。
当時の作品がこちら▼ (クリックorタップで拡大)

太古のプリンス

6年前の投稿記事でも触れていますが、「Evolution Memorial(エヴォリューション・メモリアル)」、つまり進化の記念碑という意味のタイトルでこの人物が登場する物語を考えていました。当時大学で所属していた創作サークルで、漫画にして表現しようとしたものの物語が予想以上に複雑になってしまい、最重要人物で黒幕ともいえるこの人を登場させるまでにえらい時間がかかり、結局正体不明で一瞬登場しただけになってしまいました( ^ω^)・・・。

で、まあこのいろんな生き物と合体したっぽい美青年は何者なのかというと、過去6億年の生物の進化の歴史を過去世として全て記憶しているとんでもない人物なのです。そのユニークな姿は脊椎動物の人類に至るまでの歴史が体に表れているのであり、彼はその膨大な記憶を太平洋の小さな孤島に再現し、そこで暮らしているという設定でした。

彼はそこで島に調査にやってきた大学院生の女性に恋をし、接近を試みるという話なのですが、いささか「オペラ座の怪人」を連想させる展開。この物語を作る5年前に映画で観て心に刺さった以来、そっくりな展開の作品をたくさん作ってきた私でございます(*ノωノ) ※今も完全にゼロとは言えません ←えぇっ?!


しかしその後作者に新しいブームが来たり創作の方向性が変わってきたりして、やがてこの物語は制作中止となってしまいました。当時はいろいろ細かいところまで決めて作っていたつもりだったのですが、今考えるとよくわからないところがいっぱいあります。(記録があればわかるはずなんだけれども、それがどうも見つからない)
それが以下の通り。

①島の生物は獲って食べたりできるの?(それだと生命創造は有りうるということになりませんか?)
②彼は人間なんですか、そうじゃないんですか?
③現世の彼はどこ出身? 白人の想定で描いているようだけど。
③なぜ今世に限って過去の記憶を再現しようとしたのか?

せっかちな自分なので、公開するネタを描く前にそういう一番気になる部分はどこかメモなり文章なりでまとめてあるはずです。しかし、上記の疑問に関するネタをまとめた記録は見つからないし、そもそも考えた記憶もあまりありません。でもこういった疑問って、読者からすれば一番根本的で気になることだと思うんだけど……。
むしろ当時考えていたのは、女性とどのように出会い、どのように関係を築いていくかということでした。しかしその記録を見ると、彼は非常に幼く重たいキャラクターとなっています。感動するどころか、むしろ憂鬱になりそうです。



そこで復活させたのが今年のバージョン。しかし、かつてのものからかなり変わってしまっています。当時の設定とは7割ぐらい違うと考えていいでしょう。
もうラブストーリーじゃないし、彼は白人ですらありません。出身も彼の根本的な正体も考えてみました。もはや同一人物とみなしていいんでしょうか?


それがこちら▼ (クリックorタップで拡大)

2017年バージョン

イラストにある説明が閲覧するデバイスによっては見づらいかもしれないんですけども、要するに、アマゾンの原住民の間でものすごく風変わりな人が生まれてしまったという設定です。

「え? どゆこと?」とお思いになると思いますが、実は彼は妖精なんです。
妖精と聞くと、大抵ティンカーベルみたいなのを想像されるかと思いますが、私の創作世界では、妖精とはこういう存在です。(自サイト転用)

妖精というのは、地球上どこにでも存在する超自然的生命体です。彼らの起源については詳しいことはわかっていませんが、概ね多細胞生物が誕生したころから既にいたのではないかと研究者の間では考えられているようです。
彼らは普通に子どもが生まれるようにして生まれてきます。普通に親の遺伝子も受け継いでいます。しかし、外見や性質が非常に特異で、驚異的な免疫力と体力を持ち、非常に長寿という特徴があります。彼らの姿や能力は実にさまざまで、生みの親と生まれた子の姿が異なることもあるし、変身能力を持つものや、魔法を自在に使えるものもいます。しかし、そんな妖精たちの子孫には、その特徴は全く伝播しません。つまり、とんでもない突然変異体が一代限りで突発的に生まれてくるといったところです。その風変わりな個体を、伝説に登場する不思議な生き物の名を借りて「妖精」と呼んでいるのです。

今回は南米の妖精さんについての話ですが、北米にも妖精さんがいます。昨年から既に物語をまとめています。(リンクはこちら

しかし、本人も家族も村の人も、彼が妖精なる生物だとは知りません。なんかよくわからないけど、変わった姿の人がいる、という感じで認識していました。


デジタルになって、画力も上がって、いろいろ表現が具体的になったからはっきりしてきたんですけど、なんか爬虫類色が強くてちょっと怖いって思っちゃった人もいますよね。特に変身した姿とか、怖すぎだっつうの、みたいな。


変身した姿

なんかウナギイヌのグロいバージョンですか? とか言わないでね。オオカワウソとアナコンダと古代魚(ユーステノプテロン?)が合わさったような姿です。水辺での暮らしに適応しています。
あ、ちなみにこの姿でも喋れますんで。そこんとこよろしこ♪(o・ω・)ノ)) あんま喋らないけど。


イラストの説明にもあるように、こう見えて家族思いのいい人なんです。家事もよく手伝うし、近所の困りごとにも良く手助けしてくれます。
ただやっぱりこの外見なので、他所から来た人には不気味がられます。(外部の人がビビって内部の仲間が庇ってくれるから、余計献身的になるっていうのもあるかもしれないけど)だから子ども時代学校には通えませんでした。それでも、夏休みに村に帰ってくる子どもたちから読み書きやその他勉強を教わったり、携帯電話で音楽を聴いたりすることはありました。なので、そんなに時代遅れだったり教育の機会がないということはありませんでした。


他の人と違うところが多くて悩むこともあったけれど、一応13歳のときまでは平和に暮らせていました。


事件が起きたのは、彼が14歳になったとき。
彼の存在が遠くアマゾンから離れたところまで知られてしまい、村に研究者やTVカメラが殺到してきました。自分が標的にされて辛いのと、村の仲間にこれ以上迷惑をかけたくないという思いから、彼は村を去ることを決断します。たった一人、研究者・メディアという敵から身を守るため、アマゾンのジャングルを放浪することになったのです。

人間の姿ではやはり目立つので、カモフラージュしやすく、身を隠しやすい動物の姿で日中はすごし、日が暮れてから元の姿に戻るという暮らしをしていました。そうなるとだんだん生活も夜型になり、夜元の姿でないとできない用事をこなすようになりました。(幸いにも、彼はネコのように闇に利く目を持っていました)

ところがそれから2年後、あるおっさんがジャングルで動物の姿をした彼を見つけ、捕獲してしまいます。そして彼を、なんと水族館の展示物にしてしまったのです!
このおっさんは実はある水族館の館長さん。経営不振に陥り、なんとか客を呼び寄せる目玉となるような生き物はいないかと、アマゾンのジャングルを彷徨っていたのです。そんな中、人魚みたいな姿をしたオオカワウソを発見したとなっちゃあ、夢でもないのなら捕まえない手はないわけです。

正体を知られないため、彼は元の姿に戻れないはおろか、喋ることすらできません。動物らしい鳴き声(泣き声)で必死に抵抗するも、結局車に詰められ、見たこともない町中に連れていかれ、狭いガラス張りの部屋に閉じ込められてしまいました。

館長さんの狙い通り、水族館は大盛況。新聞やTVなどでも取り上げられ、さまざまな調査、研究が試みられようとします。しかし彼が大暴れするので、麻酔薬を撃たれてしまいます。そこで彼が気絶した途端、元の姿に戻ってしまい、事態はますます悪化……。

と思われましたが、この時彼の世話、及び研究をしていた女性が、彼が(風変わりだけれど)実は人間だったのだと知ると、彼女は彼をこっそりかくまい、体力が回復するまで自宅で療養させてくれました。水族館側には彼が人間だったとまでは言わずとも「未知の野生生物をいきなり捕まえて展示するなんて間違ってる! 私が森に返すわ!」と言い、彼をジャングルに返してくれました。


その後、彼は今まで以上に世の中を恐ろしく感じるようになり、もはや自分の気配さえ消す必要があると考えるようになりました。そこで、今まで一度も使ったことのない自分の魔力で、ジャングルの一部に魔法をかけて特殊な空間を生み出しました。それは、その空間にいる間は自分の気配を悟られないようにするというもの。しかし、実は気配を消すというより、外部から侵入してきた人間を惑わすというものでした。創り出した彼自身やほかの生き物は何も感じませんが、入り込んだ人間だけ、その空間は全くの別世界のように感じます。元からある植物や生き物が、まるで古生物のように見えるのです。その生物たちに圧倒され、彼の存在に気付かない、否彼もまた古生物の一種に見えるようにすることで、彼は自分から興味を逸らし、また恐れをなして遠ざかってもらおうとしました。しかしその作戦もまた、好奇心旺盛なよそ者には興味の対象となってしまい、新たに研究者やメディアなどを呼び寄せてしまうことになるのですが……。(ちなみに、彼の創り出した空間は写真やビデオ映像には映りません。撮影者自身はレンズを通して幻が見えていますが、実際には存在しないので被写体に写らないのです)


といったところです。この後の展開もざっくり考えていますが、長くなっちゃいそうなので此処で打ち切りにします。

いやでもね、やっぱり私の専門は北半球の亜寒帯地域なんですよ。南米の熱帯雨林は専門外です。物語としてしっかり書こうとすると詳細な調査が必要になるので、当分本格的に取り掛かれそうにありません。また気が向いたときに、このブログであらすじの続きとか書いていきたいと思います。

2 Comments

雪柳アン  

To Toryさん

毎度お褒めいただき、そしてアイディアありがとうございます。
確かに、ちょっと一般論からは外れた複雑な設定があるので、鑑賞される方には理解に時間がかかるかなと思う部分はありました。
今回の作品はまあ過去の作品に現在考えている世界観を当てはめるとこう、みたいな感じなので、本格的に制作して発表するとなると、もう少しわかりやすく砕いていく必要はあるかなと思いました。
来年出展を目論んでいる作品たちに関しては、奇妙な姿をした人種、民族がいるというもう少し平たい設定で物語を作っています。そして、もし彼らの詳しい事情についてご興味があるようでしたらこちら(サイト)にてご覧くださいみたいな、言い換えれば詳しい専門知識や背景を知らなくても楽しめるようにしています。
昔から世界観設定にはこだわって作っているので、学生時代もそういう点は良くできていると言ってもらえました。しかし、細かく設定しすぎて、かえってそこを理解しないと物語が上手く呑み込めないという難解さがあるというところはありますね。
pixivやDeviant Artに投稿した力作があまり反応されないのも、そういった部分があるのかもしれないとは薄々思っていたところです。
自身のこだわりや信念を貫きつつ、いかに理解しやすく表現していくか、私の創作活動における最大の課題ですね(^_^;)

2017/06/25 (Sun) 15:35 | EDIT | REPLY |   

雪柳アン  

To NAHKIさん

お返事が遅くなりましてすみません。いつもありがとうございます。
これからも頑張っていきたいと思います!

2017/07/03 (Mon) 11:12 | EDIT | REPLY |   

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