Welcome to my blog

Although the world is full of suffering,
it is full of the overcoming of it.
- Helen Keller

18

最近よく聞く気になる言葉


「気になる」っていうのは概ねネガティブな感情になるんですけれども、最近ネットやテレビなどでよく耳にし、正直聞いていてイラッとする言葉が結構あるんですよね。
私のことは気難しいと感じてる方も少なくないと自覚してますが、よく考えてみればおかしい言葉だと気づくと思いますので、どうぞお付き合いくださいませ。
別に私自身もあまり活発に活字を読むほうではないのですが、最近の傾向はちょっと嫌だなと思うことが割りとあるので、書いてみた次第です。

「神」


ここ2~3年非常によく聞く言葉です。派生語で「神ってる」とか「神対応」とかもあります。
なぜそんなに頻繁に神、神言うんでしょうか。ちょっと対応がスマートだったから、音楽やゲームが魅力的だったから、それだけで神、神言うなんて軽すぎると思います。
本来神というのは人知を越えた万能の存在のはず。そんなに頻繁に使って、神様の定義をレベルダウンさせていることに、この単語を多用してる人はわかっているのでしょうか。「日本は八百万の神様の国だからいいの」とかいう書き込みを読んだことがありますが、神という言葉を使う背景には本来そのようなものはないと思います。苦し紛れの言い逃れにしか聞こえませんww
「激おこぷんぷん丸」のノリで、そのうち「ハイパー神」とか「ウルトラ神」とか、「アルティメットファイナル神」とか出てくるのも時間の問題のような気がします。

「嫁」


最近20~40代くらいの、比較的若い世代の男性がよく使っています。私が一番嫌いな言葉の一つです。
漢字をよく見てください。「女+家」ですよ。女は家のものだということがはっきり文字に現れています。女性は男の家の所有物だという昔の男尊女卑を表す単語そのものです。今の男女平等だの女性活躍だのとは正反対に行っちゃってるじゃないですか。こんな単語を平気で使うとか意識低すぎると思いますね。
あまり認識していない方も少なくないかと思いますが、日本は男女平等がとても遅れている国なんです。政治家や会社の管理職などにおける女性の割合が非常に低く、仕事と子育てが両立できずに悩んでいる女性も少なくありません。
今年世界経済フォーラムが発表した男女平等ランキングで、日本は144か国中114位で、主要7か国(G7)で最下位!
たかが些細な言葉と世界経済をくっつけないでと思うかもしれませんが、その意識の低さが、言葉や社会に表れるんですよ。

ちなみに配偶者を「嫁」と呼んでる既婚男性の人にお聞きします。逆に自分が「婿」呼ばれて平気ですか?

「インスタ映え」


今年の流行語大賞に選ばれた言葉です。見た目至上主義、わかりやすさ至上主義の表れですよね。念のためこの言葉の意味について解説しておきますと、「Instagram(インスタグラム)」という写真SNSで気に入られるような被写体のことです。傾向としては奇抜だったり共感の得やすいものだったりします。
(アマチュア)クリエイターの私としては非常に腹立つ言葉ですよ。
ちょっと前に見た番組で、飲食店業界が売り上げを伸ばすために、このインスタ映えを戦略とするのを見たことがあります。カラフルな花びらをちりばめたメニューを出す焼き肉屋、虹色のベーグルを販売するレストラン等々……。味の本質より、見た目の奇抜さで人気になろうとしています。
でも、そんなの長続きするんでしょうか? 客はいつも奇抜なもの見てるから、じきに飽きられますよ。そのうちロケット花火でもつけないと相手にされなくなったりして。
自分で苦労して作品作って発信してる自分としては憤りを覚えます。物事の本質も知らず興味もない、単にお友達と盛り上がってその場を楽しんでるだけの人たちに、なぜそこまで媚びないといけないのか。本来自分が伝えたいものをどうすれば伝わるのか努力するのが大事なんじゃないのか、って思います。(だから私はクリエイティブを本業にしたくないの)
でもそれじゃあ売れない?そうですか、SNSでいいねを期待してる人たちが世の中の王様なんですね。



4 Comments

Tory  

こんにちは。

「インスタ映え」個人的にはいい加減ウザいと思うフレーズです。
でも企業、学校、官公庁と世界中の人たちを巻き込んで「インスタ映え」の言葉が流行ってるのは現実です。私も仕事で学生に「インスタ映え」の動画や写真のアドバイスすることもあり、その時は「こうするとインスタ映えするよねー」とか心にも無い言葉を発することも。
それが現実ですし、人の心理はそこにあるので仕方ない・・・

仰る通り本質的なことを置き去りにした流行りです。
つまりはいずれ廃れるか別の形に変わるでしょう。
企業は金儲け、官公庁、学校は告知、人呼び込みのツールです。
そういうツールは形を変えてスパイラル・・・

中身のあるものは本質は変わらずずっと続くと思います。

2017/12/19 (Tue) 10:41 | EDIT | REPLY |   

雪柳アン  

To Toryさん

「インスタ映え」
はあ、もうそこまで浸透してきてるんですね。
コメントからちょっと考えましたが、「インスタ映え」については、興味のない人に興味を持ってもらうひとつのきっかけとして使えるかもしれませんね。
見た目の奇抜さから興味を持ってみたら、本来の内容も面白そう、美味しそうだと。
いずれにせよ時代のニーズに応じたアプローチをわきまえつつ、自己は貫く方針で行く、それがいいのかもしれません。

2017/12/19 (Tue) 11:25 | EDIT | REPLY |   

NAHKI  

インスタ蝿

>事の本質も知らず興味もない、単にお友達と盛り上がってその場を楽しんでるだけの人たちに、なぜそこまで媚びないといけないのか。

とても共感できます。
私もSNS疲れが高じて、ブログにシフトチェンジしていますし、内容があり有益な情報を得る楽しさや幸福感を得られています。

B型気質故に、流行りとは逆向してしまうのが私の本質なのもありますが…
流行りのインスタにあまりにも群がる人たちを私は心の中で、群がる蝿
つまり、『インスタ蝿』と呼んでいます(笑)

現在のツールとしては便利なものだとも思いますが、「いいね」ボタンがあるようなSNSよりも文章で表現したもので温かな交流をしたいものですね!!

2017/12/20 (Wed) 18:20 | EDIT | REPLY |   

雪柳アン  

To NAHKIさん

『インスタ蝿』
うまい喩えですね!さすがです!
SNSが台頭してきて以来、生活も好みも何もかも承認してもらわなければいけない風潮が出来上がってきていますよね。
世界中の人とつながれて便利なツールではあるけれど、息苦しさやありのままを対価にしている気がします……。

2017/12/21 (Thu) 17:01 | EDIT | REPLY |   

Leave a comment