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Although the world is full of suffering,
it is full of the overcoming of it.
- Helen Keller

03

手間と時間をかけすぎた…【無料配布パンフレット完成】

さあ、「博物ふぇすてぃばる!」出展まであと2ヶ月を切りました。まだまだ出展の準備が終わらない雪柳アンです。

前の記事にもちょこっと書きましたが、何せ人生初の個人でのイベント出展だし、私の込み入った世界観についてはほぼ誰も知りません。
なので、私の作品が一体どういうものなのか、どんな世界観なのかということをまず知ってもらう必要があります。わかりにくいからこそ、しつこいぐらいに発信する必要があると私は考えています。


パンフレットその1 作品世界の概要編


今の私のイラストやグッズを何の説明も無しに出しっぱなしにしておいたら、見た人はどう思うんでしょうか、想像してみました。
「リアルな動物の絵とか大自然の風景とかあるなー」
「でもこの獣耳っぽい人たち何なんだろ」
「どことなく格好もネイティブアメリカンっぽいけどなんか違うし…」
「こんな人いないだろ、違和感だわ、んーよくわかんない!」
「とりあえず動物の絵はきれいだと思う」
恐らくこんな感じだと思います。

だから、目につくところにその説明をしたこのパンフレットを置いておこうと計画しています。また、このパンフレットは商品を買ってくれたお客様全員にお配りしようかと考えています。(クリック、タップで拡大)

表紙


中身


裏表紙


地図の形見てても、どー見てもヨーロッパ大陸です。ちょっと苦し紛れに形変えてますけど。ははーん、要するに北欧とカナダをくっつけたかっただけよねーみたいな、作者の願望丸見えです。

地図や民族相関図のところで、それぞれの民族を象徴する文様をつけておきました。先住民のほうは以前トートバッグ用に描いた絵で様になりますが、一方のユーリタニアの入植者の方は全然それらしい絵がありません。ヨーロッパ的な国とはいえ、オリジナルなので他所から引っ張ってきた紋章では良くないでしょう。(フリーでもね)
だから、このパンフのためだけに紋章描いてつけておいたんです。せっかく描いたのにパンフレットのサイズの都合上小さいサイズでしか載せられないので、拡大したものを此処にアップしておきます。
我ながらそれらしくうまく描けたと思っています。よく描いてるカナダ先住民ぽい絵柄とは対照的。
ヨーロッパならごくありふれた獅子と鷲の紋章
(※無断使用を防ぐためテクスチャに重ねました。)
モデルとしているヨーロッパ諸国の紋章というのは普通左右対称なんですけど、左の獅子の紋章が横長になってしまったので、スペースと見やすさの都合上、パンフレットでは獅子1頭だけにしておきました。
黒のシルエットのせいなのか、なんだかいかにも侵略国らしく恐ろしい雰囲気に……。(登場人物の人柄は別として)


ただ、全員が全員パンフを読むわけではないでしょう。とりあえずブースの前止まってみたけど、パンフを手に取るほど興味があるわけじゃないっていう。そんな人がほとんどという可能性が高いので、イントロダクションとしてA4サイズの簡単な説明書きもブースに立てかけておくことにします。



また、それぞれの商品の価格表にも、ざっくりと説明を併記しておきます。ガクタメの内容と合わせて何だか字だらけになってしまったような気がしなくもないですが、全部に目を通さずとも、非常に凝った世界観なんだということを知ってもらい、断片的にでも興味を持ってもらうきっかけになればと考えています。


パンフレットその2 作品世界の深掘り編


せっかく此処まで凝ってるわけだし、彼らの起源や歴史について紹介しているものがあったっておかしくないじゃないですか。
ただ、こちらはかなりコアなネタではあるので、そこまでは要らないよって人もいるかもしれません。だからこちらのパンフレットについては、買ってくれたお客さん全員に無理に渡すことはせず、ご自由に持って行ってもらうだけにしておきます。
でも、こっちは漫画形式で色数も多く、自然と目が行くんじゃないですか?(笑)

こんな感じですけど↓(クリック、タップで拡大)

表紙


中身


裏表紙


ぶっちゃけた話、こっちの方が作成に時間がかかりました。先に作ったのもこちらです。ゴールデンウィーク中はほぼこのパンフレットの作成に費やされました。それでも終わらなくて、結局3週間くらいはかかっちゃったんじゃないかな。
裏表紙に相当するページは、もう力尽きて最後のコマ以外フリー素材で間に合わせました。でも、あながち私がくっきりとしたアニメチックな絵で描くより雰囲気出てるかも?

あれ?なんか中身のページ見たことあるなと思った方。そう、そもそもこのパンフレットを作ろうと思ったのは、8年前に描いた漫画のこの内容を最新版で作り直そうと思ったからです。2010年版と比べ、2018年版は絵が華やかになっただけでなく、読みやすいように文も要約して短くしてみました。
【2010年版(漫画の一部分)】
Page2021.jpg

そしてこっちでもまた、パンフレットのためだけに凝った真似をしましたよ。わざわざ人類図鑑を開いて、昔の人類の絵まで描いちゃいました。2010年の段階では出来なかったことです。
しっかり描こうと躍起になっていたら、自分は一体何を表現しようとしているのかちょっとわからなくなりそうでした。だってこの絵の内容の感じが、ファンタジー感ゼロなんですもん。古い人類の隣で「魔力」なんて言葉使うのに妙に抵抗を覚えたし…… :(´◦ω◦`):

読み飛ばしても良いですが、このパンフレットに描いた人類は右から以下のとおり。
古い人類の図
サヘラントロプス・チャデンシス:700万年前の世界最古の人類
ホモ・ハビリス:240万年前の人類で名前は「器用な人」の意。最初に石器を使ったと考えられている。
ホモ・ハイデルベルゲンシス:60万年ほど前にいた、ホモ・サピエンスとネアンデルタール人の最後の共通祖先。その後ヨーロッパに進出して進化したのがネアンデルタール人で、アフリカで進化したのが私たちホモ・サピエンスである。
ホモ・サピエンス:少し前までは白人として描かれることが多かったが、此処最近では黒人の姿で描かれることが多い。
(※なんか今NHKさんで「人類誕生」っていう3回シリーズの番組やってますけど、別にそこにあやかってるわけじゃないです)

ってな感じ。異世界系のファンタジーとは言っても、基本的に生物や人類の進化は私たちの世界と同じだし、人々の暮らしや格好もほぼ実際のものとそんなに変わらない、ということにしています。ちょっと国名や情勢が違うとか、一部大陸の形が異なるぐらいの違いしかありません。早い話、私の世界観は「魔力の存在が当たり前だったら、世界はどんな風になるか」といったところです。(あとはまあ、無闇に実際の世界史とか国名とか使うと、いろいろ制限が出てくる上に該当地域出身の人や関係のある人が見た時不愉快になる可能性もある…)


大変ではありますが、すごく楽しいです。実は今までこの作品群を作ってきたとは言え、此処まで集中して作ってきませんでした。ガチになればなるほど、自分の至らなさや無知っぷりに嫌気が差し、気分転換と言いつつ別の作品のネタ考えたりしてましたから。
でももうこれでマジで行くしかない、後悔したくないって全力で向きあったら、新たな発見や面白いアイディアも浮かんできてとても充実しています。

思えば5年前(2013年)の大学4年生のとき、何を血迷ったのか卒業研究の合宿で、自分の好きなものや創作作品について皆の前でプレゼンテーションしていました。皆でそれをやろうと話が出ていたんじゃなくて、私が勝手に皆の前で披露したんです。パワーポイントを使って部屋暗くして、先生含めて研究室の人皆集めてさ。
話してた内容は、今回このパンフレットの概要編で紹介した内容とほぼ同じです。設定は今とはだいぶ違うんですが、なんか紋章を並べたりキャラクターの紹介とかやってましたね。
あらかじめ許可を取った上でやったことではありますが、大多数の人には「お前の趣味なんか興味ねえよ」って感じだったでしょうね(笑) >>その痛い証拠がココ<<
ビビりのくせに、HSPで相手の顔色とか気にするくせに、どうしてこんな大胆な真似をやらかしたんだか今でもよくわかりません。ただひとつ言えることは、誰かに伝えたくって仕方なかったんでしょうね。創作サークルに入っていても、なかなか思うように自分の作品をアピールさせてもらえる場がなくて、鬱憤が溜まっていたに違いありません。
(今だったら皆でそれをやろうと呼びかけて、「皆が好きなもの共有できたらもっと仲良くなれない?」って良くも悪くも都合よく持って行けただろうに。そういう度胸と知恵はなかったんだな)