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Although the world is full of suffering,
it is full of the overcoming of it.
- Helen Keller

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【ネットリテラシー】真偽の程がわからん情報が多すぎる…… ※修正版

私は自分の悩みとか思うことについてすぐにググる習慣が身についています。こういう私みたいな人が多いのか、最近は悩みや人生相談など、様々な生活情報系サイトがたくさんあります。

しかし、読んでいると一見まともなことを言っているようでも、「それってどこで得た情報なの?」「どういう人が書いた記事なの?」と思うようなサイトが少なくありません。
具体的には研究機関の提供した情報や、参考にした書籍、ニュースサイトなど、参照したもの、つまりリファレンスが皆無なんです。またサイトの管理人及び著者が誰なのか、何をしている人なのか、まったく明かされていないことが多いんです。

そういったサイトはたくさんありますが、その中でも「これはひどい」と思ってずっと覚えているサイトがあるので、ちょっと晒してみます。

>> Take it easy for HSP
HSPの人向けに綴られたサイトのようです。しかし、管理人の情報についてはどこにも見当たりません。書いてある内容についても参照した情報は一切載っていません。皆無です。ざっと見てみましたが管理人自身がHSPのようなので、その実体験に基づいたようなことが書かれています。でも著者の体験が全ての人に当てはまるとは限らないし、著者の体験だけでは導き出せないような解決方法とかアドバイスも載っています。どこから得た情報なのかちゃんと示すべきでしょう。
このサイトには何故か芸能人の情報も載っています。ってか、こっちの記事の方がはるかに多い! もはやサイトの方向性すら変わっちゃってますね!

>> 生活百科
実生活に関わる様々な情報を提供していますが、毎回勿体ぶった長ったらしい前置きがあって、普通に読んでいてもイライラします。そしてこのサイトにも参照元はまったく明らかにされていません。運営者情報についても「生活百科運営事務局」としかありません。これでは明記していないのと同じですよね。


学術機関の論文や書籍は、常に数多くの文献を参照し、実地調査や研究をもとに執筆されます。何を参照したかも明記しないで、それらが信用してもらえるわけがないからです。(←学生時代理系だったのでいろいろ論文読まされました)
だから参照元を明らかにしない生活情報系サイトが、信用に値するわけがありません。

後で知ったのですが、こういったただ情報をまとめただけのサイトのことをキュレーションサイトというそうです。
キュレーションサイトは大抵素人が運営していることが多く、広告費稼ぎのために記事を量産しているのでGoogle検索ではいつもトップに出てきます。

キュレーションサイトでは出典元を明らかにしないだけでなく、他人の記事を丸写ししたりパクったりし、実際に現地で体験してきた人のオリジナル記事より、記事をパクったキュレーションサイトの方がPVが多くなる、なんてことも多いみたいです。
(※「キュレーションサイト ゴミ」で検索すると、記事をパクられたと怒り心頭の人のブログがたくさん出てきます)

一時期、こういったキュレーションサイトについて問題になり、ニュースでも報じられたことがありますよね。
ある医療系サイトが、医学的根拠のない記事を量産していたとして炎上したニュースです。
>> 医療系サイト「WELQ」炎上、実態が浮き彫りに 素人がコピペで記事量産 - ライブドアニュース


「ネットはいろんな人が自由に発信できる世界だから信用できる」って言っている人がいますが、本当にそうでしょうか。確かにネット、特にSNSの台頭で、それまで入手できなかった情報がたくさん入ってきて、私もその恩恵にあずかっていることはよくわかっています。しかし、そうやって便利な分、真偽の程がわからない怪しい情報もたくさん流れていることも事実です。
そういったネットについて一切疑いを持たず、むしろ発信者がある程度責任を持っている新聞やTVを疑う人たちが、根も葉もないフェイクニュースを鵜呑みにしてしまっているのが現状です。2年前のアメリカ大統領選も、昨年のフランス大統領選も、こういったフェイクニュースが大きく影響した話は多くの人が知るところでしょう。


だからネットで調べごとをするときには、大手新聞社のニュースサイトや公式サイトでもない限り、目の前にある記事をすぐに信じるのは危険です。どこから参照した記事なのか、ちゃんとリファレンスのある記事なのか、他の人も同じことを言っているのか複数のサイトを確認するとか、それぐらいの慎重さで丁度良いと思います。
TVや新聞であっても、何のメディアに対しても鵜呑みにするのは危険ですが、発信者が曖昧なネットについてはもっと警戒すべきです。

WEBデザインのスキルとかプログラミングとか、Photoshopとかのソフトウェアの使い方など、パソコン上のノウハウに関する情報はある程度大丈夫だとは思いますがね。


【追記】
実はこの記事を最初に投稿したとき、まだ私の中で「キュレーションサイト」という言葉を知らなかったので、「なんか情報をかき集めたらしい胡散臭いサイトが多い」って認識しかありませんでした。なので上記で紹介した2つのサイトに対しては、初回投稿直後、両方とも問い合わせフォームで出典元について問い詰めてみました。
特にHSPのサイトについては基本的に48時間以内に返信するみたいなので、どういう返事が来るのか楽しみに待っていたのですが、音沙汰ありませんでした。
多分、答えられなかったんでしょうね。そして、このサイトはやっぱり素人が情報をパクってまとめてるだけだっていうのも判明しました。HSPの人に向いている仕事について偉そうに紹介している記事がありましたが、その仕事の当事者からのコメントがあって、それに対して運営者が自分で調べたネットの情報を頼りに書いたと回答しています。その参照したというサイトのリンクがコメント欄にありましたが、こちらも出典元が怪しい、つまりキュレーションサイトだったのです。>> 該当記事のリンク
キュレーションサイトをパクってさらにキュレーションサイト作るとか、又聞きの又聞きじゃん。伝言ゲームのようにどんどん言うこと変わっていきそうですよね。