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Although the world is full of suffering,
it is full of the overcoming of it.
- Helen Keller

09

また変な人外描いたわ/スキン・ウォーカーって?

ようやく出展イベントの準備が済んだり、面接が目白押しだったりと、何かと忙しい今日この頃です(嘘)
やるべきことがあると何故かよりによって関係のないことばかりしたくなってしまいます。


閑話休題。(※いつものこと)


先週 深海魚の人魚 の話を書きましたが、あれからまもなくまた人外生物描きました。

今度はケンタウロスです。

私の絵を見せる前に、まず一般的なイメージを載せておきます。(よく知らない人のために)


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こういうのとか

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こういうの。
ギリシャ神話に出てくる半人半馬の生き物。弓矢の名手で、射手座も実はケンタウロスの姿をしてるんですよ。皆さんお気づきでした?

一般的なイメージではこのイラストのように、普通に人間の上半身と、馬の首から下の部分がくっついた形になっています。
何かとキャラクターデザインには生物学的要素を載せたい私としては、最初この外見には拒絶感以外感じられませんでした。

それが最近生物学的云々省いて、普通に外見カッコいい、ちょっと描いてみたい、っていう衝動に駆られるようになりました。

ただ私は感性だけで描くということが出来ない性分で、何か理由をつけないと気が済みません。だって、その理由に基づいてキャラデザが決まってくるんですから。(その「理由」は後で書きます)

あとどうせ描く以上は、なるべく「いかにもいそう…」って感じがするようなデザインにしたいというこだわりがあります。上のイラストでは、肌の色や体型が違い過ぎて、いかにもくっついてる感じがして、同一の生き物って気がしません。



以上を踏まえた上で、私が描いたのがこれ(笑)

ケンタウロス 馬 人外 半人半馬 半人半獣 幻獣
※2019年11月に一部修正

イラスト中の説明にもあるように、野生馬ターパンに基づいた姿となっています。
最大の特徴は上半身もグレーの体色でかなり馬っぽく、馬の胴体にもトライバルなペイントが施されていることで上下のギャップが少なくなっていることです。
グレーのケンタウロスなんてあまりイメージ湧かないでしょ?
言葉を喋らないとか、縄張り意識が強くて攻撃的とかいった設定を盛り込んだことで、人らしさよりも野生動物らしさを強調しています。

どうでもいいけど、生き物の頭の部分が頭になってない理不尽さ(?)といえば、ミツマタヤリウオの幼魚なんかがそうですよね。幼魚の間だけ何故か長く伸びた柄の先っちょに目がついてるらしいんですが、写真を見るとどこか人魚にも見えます。子どもの時魚貝図鑑に載ってるのを見てね、なぜだかわからないけどすごく悲しい気持ちになってました。


さて、言い忘れてました今回私が描いたケンタウロスのバックグラウンドについて。はい、すみません。前回の人魚と同様魔法使いが化けたものです。いろいろロマン抱いた方すいませんした。そいつフェイクです。
しかも同じ魔法使いが化けてたんです。どういうつもりでしょうかね。
もうとりあえず私の創作ワールドで「Canadiara」の先住民族以外の奇妙な人型の生き物見たら、全部とある魔法使いの仕業だと思ってくださいww



魔法使いが他の生き物に化けるといえば、アメリカ先住民のナバホ族の間では「スキン・ウォーカー」と呼ばれる魔物の存在が信じられているようです。
スキン・ウォーカーは普段は人の姿をしており、自由に部落の中を歩き回っています。そして夜になると動物の皮を纏い、動物に変身するそうです。そのため、ナバホ族の間では儀式のとき以外動物の皮を身につけることは禁じられているのだとか(※)。
スキン・ウォーカーは部族の最高位の祈祷師や呪術師が、大切な親族を殺すことで変身する能力を得られるそうです。そして、動物に姿を変えたスキン・ウォーカーは人々に悪さをして苦しめるそうです。

(ここから創作→)前回の人魚も今回のケンタウロスも、実は短期間(1年以内)にアメリカ西部で目撃されているので、ナバホ族の血を引く人たちはSNSで「スキン・ウォーカーかもしれない。関わっちゃダメだ」と警告していました。


※……ナバホ族は18世紀から牧畜生活をしていたため野生動物の皮を使う機会が少なく、このような伝説が生まれたのだと私は考えています。他の長らく狩猟生活をしてきた部族は動物の皮でできた日用品を使っているので、全ての北米先住民が信じているわけではないと思います。(イヌイットや一部のカナダ・ファースト・ネーションズの人々は現在でも狩猟を行い、動物の皮を日用品として使っています)

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