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前回の更新から、あっという間に1か月経ちました。ギリギリスポンサー広告の出てくる前に更新できたようです…。
今月から急に仕事が忙しくなったり、夏休み期間中に絵の制作を進めたり、特に更新したい内容もなかったり…(´・ω・)
そんな感じでほったらかしておりました。いつもブログを見てくださる皆さん、お久しぶりです。
さて、夏休みの間にクリアファイル用のイラストがようやく完成し、この間の日曜にデータ入稿した後、すぐに印刷してくれ、なんと火曜日に届きました( ゚Д゚)
それがこちら↓

実際にはもっと鮮やかな色をしています。何故か自分の部屋で撮った物はなかなか綺麗に写らない(´;ω;`)
右端と左端の絵は2つ前の記事で触れていますが、真ん中のイラストが、夏休み期間中に出来上がった最新作です。
(クリックorタップで拡大)

以前にもこの業者さんにはクリアファイルを作ってもらったことがあったのですが、あの時RGBカラーモードのまま入稿してしまったため、届いたときなんだがくすんだ色をしていました。それに懲りて、今回入稿するときはCMYKカラーモードに変換し、若干の色調整を行いました。
前回入稿時の時との比較(もう一回注文したのは、本当は鹿角のパーツを変更したからでした)

部屋の照明のせいでちょっとわかりにくいですが、右が前回、左が今回です。左の方が鮮やかな色をしているかと思います。
さて、来年の出展に向けてこれで缶バッジとクリアファイルが準備できました。次はポストカードです。創作物語に出てくる他の登場人物たちを描いていこうと思いますが、まだ服装すら決まっていないので、とりあえず服装のデザインだけでも決めておこうかと考えました。


缶バッジ用にデザインした部族別エンブレムに描かれていた人物をベースに描いています。新規に登場するのはオオカミ族のシャーマンと、17世紀の北米移民風の宣教師です。
…で、彼らが登場する物語本編についてなんですが、なんかコロコロ設定が変わりまくって定まりません。今回でバージョン3になりました。なんか腑に落ちる結末がなかなか思いつかなくて、今更北米先住民(インディアン)の歴史書を読んだらいろいろ衝撃で、思い悩んだ挙句またストーリーを一から考え直すことにいたしました。
バージョン1や2(と言っても皆知らないと思うんだけど)と同じく、基本的にはカナディアラと呼ばれる亜寒帯の森で繰り広げられる、先住民と入植者との対立の話なんですが、今までは入植してきた国は1か国だけでした。しかし、今回のバージョン3からは、入植する国が2つになります。しかもこの二つの国家は、敵対関係にあります。上の絵に描かれていた宣教師の出身国アルゴメア王国は、先に入植していたエスニア帝国という国とは敵対関係にあります。
また、先住民同士にも対立構造があるという設定にしました。オオカミ族、ヤマネコ族、シャチ族といった獣系部族と、ワシ族、カラス族といった鳥系部族は、昔から緊張関係があり、両者はエスニア帝国の入植が始まるまで、住み分けることで距離を保っていました。それが巨大山脈を越えてエスニア人がやってくると、彼らの介入によって、鳥系部族と獣系部族の対立は激しくなるという流れです。エスニア人が鳥系部族を擁護する一方で、後から入植してきたアルゴメア人は獣系部族と関係を結びます。外からやってきた国家の対立に、森の先住民たちが利用されるというストーリーになりました。この設定は、18世紀にカナダのケベックで勃発した「フレンチ・インディアン戦争(七年戦争)」から着想を得ています。
北米をはじめ、とかく先住民と入植者ということを考えると、入植者が一方的に攻撃して、先住民は迫害されるというように考えると思います。私もちょっと前までそういう構図でしか考えていませんでした。しかし、先住民も良くも悪くも同じ人間で、仲のいい部族や仲の悪い部族というのがいるものです。そんな彼らの対立関係に、入植者がつけ込み、利用するというのが実際には起きていました。
そんな憎しみから憎しみが生まれる負の連鎖からどう平和を実現していくか、というのを考えていくのがこのバージョン3でのテーマとなりました。私の創作ネタが人類の多様性を描きたいなら、こういうストーリーが一番合ってるんじゃないかと思います。実際の世界史をベースに、良くも悪くも人間あるあるを描いていこうと思います。
今月から急に仕事が忙しくなったり、夏休み期間中に絵の制作を進めたり、特に更新したい内容もなかったり…(´・ω・)
そんな感じでほったらかしておりました。いつもブログを見てくださる皆さん、お久しぶりです。
さて、夏休みの間にクリアファイル用のイラストがようやく完成し、この間の日曜にデータ入稿した後、すぐに印刷してくれ、なんと火曜日に届きました( ゚Д゚)
それがこちら↓

実際にはもっと鮮やかな色をしています。何故か自分の部屋で撮った物はなかなか綺麗に写らない(´;ω;`)
右端と左端の絵は2つ前の記事で触れていますが、真ん中のイラストが、夏休み期間中に出来上がった最新作です。
(クリックorタップで拡大)

以前にもこの業者さんにはクリアファイルを作ってもらったことがあったのですが、あの時RGBカラーモードのまま入稿してしまったため、届いたときなんだがくすんだ色をしていました。それに懲りて、今回入稿するときはCMYKカラーモードに変換し、若干の色調整を行いました。
前回入稿時の時との比較(もう一回注文したのは、本当は鹿角のパーツを変更したからでした)

部屋の照明のせいでちょっとわかりにくいですが、右が前回、左が今回です。左の方が鮮やかな色をしているかと思います。
さて、来年の出展に向けてこれで缶バッジとクリアファイルが準備できました。次はポストカードです。創作物語に出てくる他の登場人物たちを描いていこうと思いますが、まだ服装すら決まっていないので、とりあえず服装のデザインだけでも決めておこうかと考えました。


缶バッジ用にデザインした部族別エンブレムに描かれていた人物をベースに描いています。新規に登場するのはオオカミ族のシャーマンと、17世紀の北米移民風の宣教師です。
…で、彼らが登場する物語本編についてなんですが、なんかコロコロ設定が変わりまくって定まりません。今回でバージョン3になりました。なんか腑に落ちる結末がなかなか思いつかなくて、今更北米先住民(インディアン)の歴史書を読んだらいろいろ衝撃で、思い悩んだ挙句またストーリーを一から考え直すことにいたしました。
バージョン1や2(と言っても皆知らないと思うんだけど)と同じく、基本的にはカナディアラと呼ばれる亜寒帯の森で繰り広げられる、先住民と入植者との対立の話なんですが、今までは入植してきた国は1か国だけでした。しかし、今回のバージョン3からは、入植する国が2つになります。しかもこの二つの国家は、敵対関係にあります。上の絵に描かれていた宣教師の出身国アルゴメア王国は、先に入植していたエスニア帝国という国とは敵対関係にあります。
また、先住民同士にも対立構造があるという設定にしました。オオカミ族、ヤマネコ族、シャチ族といった獣系部族と、ワシ族、カラス族といった鳥系部族は、昔から緊張関係があり、両者はエスニア帝国の入植が始まるまで、住み分けることで距離を保っていました。それが巨大山脈を越えてエスニア人がやってくると、彼らの介入によって、鳥系部族と獣系部族の対立は激しくなるという流れです。エスニア人が鳥系部族を擁護する一方で、後から入植してきたアルゴメア人は獣系部族と関係を結びます。外からやってきた国家の対立に、森の先住民たちが利用されるというストーリーになりました。この設定は、18世紀にカナダのケベックで勃発した「フレンチ・インディアン戦争(七年戦争)」から着想を得ています。
北米をはじめ、とかく先住民と入植者ということを考えると、入植者が一方的に攻撃して、先住民は迫害されるというように考えると思います。私もちょっと前までそういう構図でしか考えていませんでした。しかし、先住民も良くも悪くも同じ人間で、仲のいい部族や仲の悪い部族というのがいるものです。そんな彼らの対立関係に、入植者がつけ込み、利用するというのが実際には起きていました。
そんな憎しみから憎しみが生まれる負の連鎖からどう平和を実現していくか、というのを考えていくのがこのバージョン3でのテーマとなりました。私の創作ネタが人類の多様性を描きたいなら、こういうストーリーが一番合ってるんじゃないかと思います。実際の世界史をベースに、良くも悪くも人間あるあるを描いていこうと思います。