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今回シアトルへ旅行に行くにあたり、私は「しおちゃんの故郷へ行くんだ!」という気持ちでいっぱいでした。
(※しおちゃんって誰?って思った方は公式ブログの紹介ページをクリックで確認してください)
なので、シアトルに対してはこれまでとは違いちょっとゆるい気持ちでいたんですよね。こう、なんとなく「しあとる」なんて表記してみたくなるみたいな。
でも着いた途端、思ったんですよ、ナメてたって。
やっぱりここはアメリカ。入国の手続きがこれまでのカナダやイギリスと全く違います。タッチパネルみたいなのでいろいろ入力しなくちゃいけなくて(日本語対応してたけど)、要領がわからず戸惑っていると傍にいた係のおばさんにちょっと強引めに誘導されて、顔写真撮られたり指紋取られたりしました。そしてよく海外で入国する際審査官の人に「目的は?」「どのくらいいるの?」とか聞かれますけど、今回はそれに加えてなんだかんだ聞かれて、また指紋取られました。
後の記事でバンクーバーに行く話を書きますが、この時も国境を超えるため入国の手続きをします。しかし、カナダの国境を越えるときは口頭で「目的は?」とか「酒やたばこ持ってない?」とか聞かれるだけであっさりスタンプ押してくれたのに、帰りにアメリカの国境をまたぐときはベルトコンベアみたいなので荷物チェックされたり、乗ってた車チェックされたりしてやっぱり厳しかったです。
そして当たり前なんですけど、もう日本語が通じない世界なんです。でもそれを着くまでちゃんと認識してなかったんですよ。もう向こうの喋る英語なんてみんな速いし、母もほぼ必ず聞き返してました。私も可能な範囲ではコミュニケーションに参加したいと思ってたけど、母親に続いて「Thank you」ぐらいしか言えなくてちょっと残念な思いもしてて、言葉の壁にビビったりシャイな日本人気質がうっとうしいと感じたり、なんか初日から大変でした。
11:30ごろにシアトル・タコマ空港に到着して、タクシーに乗ってホテルに着いたのが12時ごろだったんですが、16時にならないとチェックインできないって言われました。スーツケースなどの荷物は預かってもらったものの、長時間のフライト(8時間ちょい)だの時差ボケ(16時間)だので疲れていた私たちは困ってしまいました。
1ブロック先にカフェがあるらしいことを母がフロントの人から聞いたのですが、なかなかそれらしいものが見つからず、ようやく小さなピザ屋を見つけたのでそこで時間をつぶすことにいたしました。
お店の中はこんな感じ。いきなりバイソンの首が丸い柱にかかっているのがとてもアメリカらしいです。

誰が描いたものなのかわからないのですが、こちらもいかにもアメリカンな絵画が所狭しと飾られています。

(※サムネにも使ったこの画像。絵に写り込んでる「PIZZA MART」っていう字も含めて、アメリカ感全開www)


なんか私のイラスト紛れ込ませても違和感ないんじゃね?とか不意に思ってしまったのですが、それだけ私の絵ってもはや北米寄りってことなんですね(;'∀')
店の奥の方はもっといろんなのがあって、妙な「ザ・ゲイシャ」らしき絵もあります。

その後このピザ屋には滞在中ずっとお世話になることになりました(;^ω^)
来てみてからわかったことなのですが、シアトルって、実は桜だらけだったんです。まるで日本みたいに。
日本のと違ってピンク色が濃い気がするんですが、どう見ても桜ですよね。


日本では桜は3月末から4月初めごろに咲きますが、日本より気温の低いシアトルではもうこんなに咲いていました。
ちなみに私たちがシアトルにいる間は、最高気温はせいぜい15℃弱。まだまだ日本の2月みたいな寒さでした。
あと、ホテルのすぐ近くにシアトルのシンボルであるスペースニードルが建っているのですが、なんか印象が違いました。

あれ?なんかショボくね?って思ったのは私だけではないはず。あんなダサいチラシみたいなの巻き付いてたっけ?
……と思ったら、あれは改装工事のための覆いでした。後で聞いた話ですが、もう建てられてから相当時間が経つ(1962年の万国博覧会の際に建てられた)ため老朽化が進んでいるらしく、ここ1年くらい改装しているそうです。(リンク)
どおりでなんか冴えない外見なわけだ、と思いました。
ちなみに、本来だったらこんな感じ↓

うーん、そうだよね。これでこそスペースニードルだよね!
最後に変な話ですが、自分がアメリカにいるって実感を得るのに相当時間がかかりました。「はあ?」って思われると思いますが、それまでは「なんか英語しか通じない変な世界にいる」っていう感覚しかないんですよ。この感覚はおそらくこれまでも感じてきたことかもしれませんが、今回ははっきりと感じました。
自分がようやく「あ、アメリカにいるんだ、此処はシアトルなんだ」って腑に落ちたのは、翌日Westlake Centerのデパートのカフェで休憩を取っていた時でした。


ぶっちゃけ、母も私も適応力はない方です。2年前も苦労したのに(特に母親辺りは)、また懲りずに大胆な真似をしたものだなあと思います。でも、昨年のツアーではカプセルに入った状態で旅行したような気分で、あまり異文化体験はした気がしなかったし、私たちが本当に行きたい場所へは行くことができる状態ではありません。だからそういう点で、自力の旅行は良いものですが、一方の苦労も大きいわけです。
次回は、24日土曜日(現地時間)に目撃した、ある歴史的出来事についてご紹介します。是非お見逃しなく!!
(※しおちゃんって誰?って思った方は公式ブログの紹介ページをクリックで確認してください)
なので、シアトルに対してはこれまでとは違いちょっとゆるい気持ちでいたんですよね。こう、なんとなく「しあとる」なんて表記してみたくなるみたいな。
でも着いた途端、思ったんですよ、ナメてたって。
やっぱりここはアメリカ。入国の手続きがこれまでのカナダやイギリスと全く違います。タッチパネルみたいなのでいろいろ入力しなくちゃいけなくて(日本語対応してたけど)、要領がわからず戸惑っていると傍にいた係のおばさんにちょっと強引めに誘導されて、顔写真撮られたり指紋取られたりしました。そしてよく海外で入国する際審査官の人に「目的は?」「どのくらいいるの?」とか聞かれますけど、今回はそれに加えてなんだかんだ聞かれて、また指紋取られました。
後の記事でバンクーバーに行く話を書きますが、この時も国境を超えるため入国の手続きをします。しかし、カナダの国境を越えるときは口頭で「目的は?」とか「酒やたばこ持ってない?」とか聞かれるだけであっさりスタンプ押してくれたのに、帰りにアメリカの国境をまたぐときはベルトコンベアみたいなので荷物チェックされたり、乗ってた車チェックされたりしてやっぱり厳しかったです。
そして当たり前なんですけど、もう日本語が通じない世界なんです。でもそれを着くまでちゃんと認識してなかったんですよ。もう向こうの喋る英語なんてみんな速いし、母もほぼ必ず聞き返してました。私も可能な範囲ではコミュニケーションに参加したいと思ってたけど、母親に続いて「Thank you」ぐらいしか言えなくてちょっと残念な思いもしてて、言葉の壁にビビったりシャイな日本人気質がうっとうしいと感じたり、なんか初日から大変でした。
11:30ごろにシアトル・タコマ空港に到着して、タクシーに乗ってホテルに着いたのが12時ごろだったんですが、16時にならないとチェックインできないって言われました。スーツケースなどの荷物は預かってもらったものの、長時間のフライト(8時間ちょい)だの時差ボケ(16時間)だので疲れていた私たちは困ってしまいました。
1ブロック先にカフェがあるらしいことを母がフロントの人から聞いたのですが、なかなかそれらしいものが見つからず、ようやく小さなピザ屋を見つけたのでそこで時間をつぶすことにいたしました。
お店の中はこんな感じ。いきなりバイソンの首が丸い柱にかかっているのがとてもアメリカらしいです。

誰が描いたものなのかわからないのですが、こちらもいかにもアメリカンな絵画が所狭しと飾られています。

(※サムネにも使ったこの画像。絵に写り込んでる「PIZZA MART」っていう字も含めて、アメリカ感全開www)


なんか私のイラスト紛れ込ませても違和感ないんじゃね?とか不意に思ってしまったのですが、それだけ私の絵ってもはや北米寄りってことなんですね(;'∀')
店の奥の方はもっといろんなのがあって、妙な「ザ・ゲイシャ」らしき絵もあります。

その後このピザ屋には滞在中ずっとお世話になることになりました(;^ω^)
来てみてからわかったことなのですが、シアトルって、実は桜だらけだったんです。まるで日本みたいに。
日本のと違ってピンク色が濃い気がするんですが、どう見ても桜ですよね。


日本では桜は3月末から4月初めごろに咲きますが、日本より気温の低いシアトルではもうこんなに咲いていました。
ちなみに私たちがシアトルにいる間は、最高気温はせいぜい15℃弱。まだまだ日本の2月みたいな寒さでした。
あと、ホテルのすぐ近くにシアトルのシンボルであるスペースニードルが建っているのですが、なんか印象が違いました。

あれ?なんかショボくね?って思ったのは私だけではないはず。あんなダサいチラシみたいなの巻き付いてたっけ?
……と思ったら、あれは改装工事のための覆いでした。後で聞いた話ですが、もう建てられてから相当時間が経つ(1962年の万国博覧会の際に建てられた)ため老朽化が進んでいるらしく、ここ1年くらい改装しているそうです。(リンク)
どおりでなんか冴えない外見なわけだ、と思いました。
ちなみに、本来だったらこんな感じ↓

うーん、そうだよね。これでこそスペースニードルだよね!
最後に変な話ですが、自分がアメリカにいるって実感を得るのに相当時間がかかりました。「はあ?」って思われると思いますが、それまでは「なんか英語しか通じない変な世界にいる」っていう感覚しかないんですよ。この感覚はおそらくこれまでも感じてきたことかもしれませんが、今回ははっきりと感じました。
自分がようやく「あ、アメリカにいるんだ、此処はシアトルなんだ」って腑に落ちたのは、翌日Westlake Centerのデパートのカフェで休憩を取っていた時でした。


ぶっちゃけ、母も私も適応力はない方です。2年前も苦労したのに(特に母親辺りは)、また懲りずに大胆な真似をしたものだなあと思います。でも、昨年のツアーではカプセルに入った状態で旅行したような気分で、あまり異文化体験はした気がしなかったし、私たちが本当に行きたい場所へは行くことができる状態ではありません。だからそういう点で、自力の旅行は良いものですが、一方の苦労も大きいわけです。
次回は、24日土曜日(現地時間)に目撃した、ある歴史的出来事についてご紹介します。是非お見逃しなく!!