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【創作世界小ネタ】「人魚」という言葉を完全に消し去ってみた

前回に引き続き、創作世界小ネタシリーズです。そろそろメイン創作の方ヒートアップしていきたいので、些細なことでもアウトプットしてネタにしていきたいと思います。

私の作品世界には、下半身が尾ひれで水中を自由自在に泳ぐ、人魚に似た姿の人種がいます。しかし、そんな彼らについて、下半身は魚(硬骨魚類)ではなくシャチにしたということを、4年前の記事で長々と説明しました。

【創作世界小ネタ】人魚のような神秘性が皆無な種族

【創作世界小ネタ】人魚のような神秘性が皆無な種族

私の作品世界には鳥や獣などの体の特徴を持つユニークな人たちがいるのですが、その中に人魚っぽいグループもいることはご存知だと思います。そう、シャチ族です。
シャチ族は下半身が足でなく尾ひれという人魚とそっくりな姿をしています。しかし、一般的に人魚に抱かれる妖しさや神秘性が全く無いですよね。普通にただの(?)水中の狩人・戦士という印象のほうが強いと思います。比較としてPixabayで拾ってきた人魚...

今回はさらに深く掘り込んで、彼らについて正式に説明する時「人魚」という言葉さえなくした経緯について書いていきます。
「正式に」というのは、下記リンクにあるような図鑑で説明する時のことです。

図鑑では彼らについては専ら「イルカ体型」と表記しています。

幻想人類図鑑 - Yukiyanagi堂 - BOOTH

幻想人類図鑑 - Yukiyanagi堂 - BOOTH

鳥や獣の姿に進化した幻の人類「鳥獣人」の歴史や文化について描いた一冊。 2,000年ほど前に絶滅したと考えられていた古代の幻の人類は、500年前、命知らずの探検家たちによってその生き残りが発見された。本書は、その生き残った「鳥獣人」たちの暮らしと、最新科学でわかったその進化の歴史を紹介する。 全24ページフルカラー、書き下ろしイラスト。 この図鑑に出てくる種族が登場する小説も販売しております。 https://anneyukiyanagi.booth.pm/items/3281425

できるだけ誤解を避けたい

結論から言えば「だって人魚じゃないもん」なんですよ。改めて彼らの姿をご覧ください。

イルカ型人種、カナマ族
「イルカ型」人種、カナマ族

彼らのような泳ぎ方って、一般的にスポーツ用語では「ドルフィンキック」って言いますよね。「マーメイドキック」って言わないですよね。

それは恐らく、スポーツ的な感性に拠れば、人魚なんて言葉はメルヘンすぎて弱々しいイメージがあるのかもしれません。イルカという言葉を用いた方がスピーディーで、力強さを感じられるのでしょうね。

と考えれば、このシャチの身体的特徴を持つ人々に対しても、イルカ基準で体型の説明をした方が、もう本当に人魚と関係ない、イルカのように俊敏で逞しいイメージを抱いてもらえるのではないかと思ったのです。

下半身の形状について勘違いされないメリット

さらに、イルカ基準で説明することにはもう一つメリットがあります。それは、体つきについて誤解されにくくなるという点です。

たとえば、Wikiから引っ張ってきたこの人魚の画像をみてください。

John William Waterhouse, Public domain, via Wikimedia Commons
John William Waterhouse, Public domain, via Wikimedia Commons
John Collier, Public domain, via Wikimedia Commons
John Collier, Public domain, via Wikimedia Commons

これらを見ると、恐らく尾ひれは、体に対して垂直に付いています。つまり、魚類の尾ひれのつき方と同じで、泳ぐ時下半身を左右に振って泳ぎます。

一方、クジラやイルカの尾ひれは体に対して水平についており、上下に振って泳ぎます。
イルカ型と表記することで、尾ひれの付き方を混同されることはほぼなくなるでしょう。

またよく見る人魚の絵では、下半身が魚ないしイルカの頭から下がくっついた姿で描かれることがよくあります。シャチ型の人魚でググってみてもそうなってる場合があるので、「人魚」という言葉を用いている以上、ヒトの上半身に海洋脊椎動物の頭から下のものがくっついている姿を想像される可能性が高くなります😱

それって生物学的にどうなの?まるでケンタウロスじゃん😂ってことになるので、彼らが神話上の生物ではないと言い切りたいなら、この言葉は不適切になるのです。

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