
今回のロンドン旅行の一番の目玉は、サザビーズ・ロンドンで8月4日~9月5日まで開催される、フレディ・マーキュリーのプライべート・コレクションの展示を見に行くことでした。

フレディ・マーキュリーのプライベートコレクションが没後30年を経て競売へ。広重の浮世絵も
オークションハウスのサザビーズが、イギリスのロックバンド・クイーンのボーカリスト、フレディ・マーキュリーのプライベート・コレクションのオークションを9月に実施。合わせてコレクショ…
映画「ボヘミアン・ラプソディ」でご存じの方も多いと思いますが、フレディはイギリスのロックバンド「クイーン(Queen)」のメイン・ボーカルで、1991年に45歳の若さで亡くなった不世出のスーパースターです。
私は中学1年生の時クイーンの事を知り、母がハマっていたのにつられファンになりました。バンドのメンバーやフレディのことなど、これほどよく知っているバンドは他にいません。旅行に行く前日にこのイベントの事を知ったのはとてもラッキーでした❤️正直、今回此処に行ければ後はどうでもいいやってくらいのビッグイベントです!
展示されたフレディのコレクションは、9月6日にオークションにかけられ、世界中に散らばってしまうので、一度にまとめて見られるのは後にも先にも今回だけです。

日本からのツアーでは「並ばなくても優先入場できる」と書いてあったので、普通に行ったら行列で待たされるのかと覚悟していたのですが、平日なのもあってかすんなり入ることができました。
来たぜ✨ pic.twitter.com/nOBGRyadbi
— 雪柳アン🍁 (@NtmFuk) August 7, 2023
なお、展示されている品にはQRコードがついており、サザビーズの公式サイトであらかじめオンラインで入札することもできるようです。
美術品のコレクションがすごくて、もはや普通に美術館感覚
入り口を通ると最初に目に入るのが日本美術の数々。

赤く鮮やかな打掛がドンと目に飛び込んできます。


日本美術の色彩にも興味があったみたい。

こちらには中国の螺鈿(らでん)細工のようなピアノが。



煌びやかなチェストの上にはフレディと猫が写った写真😻

彼は猫好きで有名で、猫への愛を歌った歌もあります。
様々な絵画や工芸品に溢れ、フレディの芸術への造詣の深さを実感しました。



めちゃくちゃ綺麗な装飾のテーブル。七宝のように見えるけど、サザビーズのサイトで確認したら1870年のフィレンツェで作られたものだと書いてあった。



クイーンファン必見!手書き歌詞や衣装などの数々
もちろん、私を含めここに集う人たちの一番のお目当てはクイーンオリジナルの品々!それでは順番に見ていきましょう。
直筆の歌詞の原稿



間近で見るからこそわかる衣装センスのヤバさ
ミュージックビデオで見たことのある衣装もたくさんあり、感動する一方、中学生の時は気にしてなかった、というか気付いてなかった、実物の凄い感じに、大人になってから見るとめちゃめちゃ気づきましたね💦



極めつけはこれね😂 It's a Hard Lifeの時に着てた衣装!マスカレードみたいな舞台で着てた。
どうしてこういう発想になるのか不思議



あとはボヘミアン・ラプソディのミュージックビデオで着てた衣装。実物見て気づいたのが、翼をモチーフにしたデザインだったこと。




本当はまだまだたくさんの美術品や衣装などあったのですが、盛りだくさん過ぎてページがパンクしそうなので、私個人の印象が強かったものだけピックアップしました。
幅広い芸術への造詣の深さ、そして誰も思いつかない奇抜なファッションセンスやジャンルに囚われない歌のスタイル、これがフレディ・マーキュリーという人物の精神世界なんだと、とても感慨深かったです。なんだか急に、彼が謎に満ちた人物に見えてきました。
9月5日まで無料公開されていますので、気になる方はサザビーズ・ロンドンへ急げ!!
戦利品手に入れてきた☆
そして今回、記念にサザビーズ公式のトートバッグを買ってきました!£20とお手頃ですが、後にも先にも今回しか手に入りません!

